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 中川家とは

“三千家の金物師として金工を業とする職家”


中川浄益

■ 金物とは? ■
「錺師~かざりし~」ともいう。
金属製の茶道具に使われる素材は「鉄」と「銅」が主であり、「鉄」は釜、風炉、五徳、火箸など直接炭火にあたるものが多く、「銅」は他の金属と混ぜ合わせることで純銅とは違った特色をある金属が作ることができ花入、風炉、香合、水指、建水、杓立、蓋置など茶碗や茶入を除くさまざまな茶道具に用いられる。
中国から禅宗とともに喫茶の文化が伝来した当初の茶道具は元をたどれば仏教用具でありそれらの多くが金属製であったため金属製の茶道具は最も位の高い茶道具とされている。
※扱う素材は幅広く砂張・黄銅・唐銅・毛織等の合金から南鐐(銀)・金などがある。
※技法には鋳金(鋳物)や鍛金(鎚起)の打物から彫金や鍍金(象嵌)がある。

=目次=



川家 ◆


川家

▼ 中川家 ▼
【中川家】の先祖は[越後高田佐味郷]に住み、はじめ【甲冑】【鎧】などの【武具道具】を制作、天正年間(1573-1593)の初め頃に[京都]に移り住んだという。
【中川家初代/中川紹益(1559-1622)】は天正十五年(1587)に、『[関白/太閤]豊臣秀吉(1536-1598)』が催した『北野大茶会』に際し、『千家開祖/抛筌斎千宗易(利休)(1522-1591)』のご依頼とご指導により得意の【打物】の技術を活かし【薬鑵】を作ったという。
この出来事が【中川家】の家業のはじまりと伝えられ、以後【中川家】では代々【浄益】を名乗り、現在の家業である茶道具作りをはじめたとされる。


■ 利休形腰黒薬鑵 ■
この時の薬鑵が後世茶の湯に使われる水次薬鑵の基本形とされ現在に伝わる【利休形腰黒薬鑵】となる。
『千家開祖/抛筌斎千宗易(利休)(1522-1591)』の時代の薬鑵には蓋が暖炉裏に落ちないように鎖がついており注口にも蓋がついていた。
それを【中川家六代/中川浄益(1766-1833)】の時代に『表千家八代/啐啄斎件翁宗左(1744-1808)』の言付けで取り除いたという。
そしてこの頃より【利休形腰黒薬鑵】という名称になったという。

【中川家六代/中川浄益(1766-1833)】は天明八年(1788年)におこった『天明の大火』により他の【職家】と同じく【中川家】も伝来の古文書・資料などを焼失。
その後【中川家七代/中川浄益(1796-1859)】が天保八年(1837年)に改めて書き記した【中川家系図】が現在に伝わる。


―[備考]
【中川家】は【錺師】とも言われ、【金工】の精巧な茶道具を得意とし、代々優れた【金工】の技術を継承。
その作品は「鉄」を鍛造して制作する【槌物(うちもの)】と鋳造による【鋳物(いもの)】が主である。

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▼ 号 ▼
【中川家初代/中川与十郎(1559-1622)】は【紹益】を名乗ったが、その後の【中川家】では【中川家二代/中川浄益(1593-1670)】以降の当主は【浄益】という名を継いでいる。


―[備考]
【中川家二代/中川浄益(1593-1670)】の時、『表千家四代/逢源斎江岑宗左(1613-1672)』より、『[豪商]佐野(灰屋)紹益(1607-1691)』と名前が紛らわしいことから【紹益】から【浄益】に改めるよう申しつけがあり、これ以降は代々【浄益】を名乗ることとなる。

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代一覧 ◆


代一覧

▼ 歴代一覧 ▼

歴 代 和伝.com
     中川家 初代
― 中川 紹益 ―
永禄二年(1559年) ― 元和八年(1622年) / 六十四歳   
解 説
ページ
     中川家 二代
― 中川 浄益 ―
文禄二年(1593年) ― 寛文十年(1670年) / 七十八歳   
解 説
ページ
     中川家 三代
― 中川 浄益 ―
正保三年(1646年) ― 享保三年(1718年) / 七十三歳   
解 説
ページ
     中川家 四代
― 中川 浄益 ―
万治元年(1658年) ― 宝暦十一年(1761年) / 百三歳   
解 説
ページ
     中川家 五代
― 中川 浄益 ―
享保九年(1724年) ― 寛政三年(1791年) / 六十八歳   
解 説
ページ
     中川家 六代
― 中川 浄益 ―
明和三年(1766年) ― 天保四年(1833年) / 六十八歳   
解 説
ページ
     中川家 七代
― 中川 浄益 ―
寛政八年(1796年) ― 安政六年(1859年) / 六十四歳   
解 説
ページ
     中川家 八代
― 中川 浄益 ―
文政十三年(1830年) ― 明治十年(1877年) / 四十八歳   
解 説
ページ
     中川家 九代
― 中川 浄益 ―
嘉永二年(1849年) ― 明治四十四年(1911年) / 六十三歳   
解 説
ページ
     中川家 十代
― 中川 浄益 ―
明治十三年(1880年) ― 昭和十五年(1940年) / 六十一歳   
解 説
ページ
     中川家 十一代
― 中川 浄益 ―
大正九年(1920年) ― 平成二十年(2008年) / 八十八歳   
解 説
ページ
     中川家 十二代
― 現在空位 ―
00年(0000年) ― 00年(0000年) / 00歳   
解 説
ページ

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語解説 ◆


■ 用語解説 ■
==

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道辞典 ■


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